「リアリティチェック承認済み」バッジとは?
写真にこのバッジがついているときは、その場所の実際の姿を写した画像であることを確認済みという意味です。飾り気も加工もなく、現地に着いたときに目にする光景そのままです。 具体的には、次のような意味があります。
- 編集もフィルターもなし。色合いも光も雰囲気も本物で、カメラのファインダー越しに撮影者が見たとおりの姿です。
- 完璧な瞬間を待たない。人が引くのを1時間待ったり、ちょうどよい角度で日が差すのを待ったりして撮った写真ではなく、ふだんの状態を写しています。
- 散らかりや欠点を隠さない。寺院に工事の足場が組まれていても、観光客で視界がふさがれていても、ビーチにごみが落ちていても、そのまま写っています。現実は、いつも美しいとは限りません。
このバッジを作った理由
オンラインの旅行コンテンツは、非現実的な期待を生む落とし穴だらけになっています。Instagramのフィードには、人影ひとつないゴールデンアワーの旅行先が並び、旅行ブログには、ありえないほど鮮やかな夕日や汚れひとつないビーチが登場します。何もかもが完璧に見えます。 ところが、いざ着いてみると、寺院は混み合い、ビーチには海藻が打ち上げられ、有名な展望スポットは修理のために立入禁止。色合いも思っていたよりくすんでいます。がっかりして、だまされたような気分になることもあるかもしれません。
私たちは、こうしたギャップをなんとかしたいと考えました。
私たちの目標は、最高の条件で撮られた姿ではなく、実際の見た目をもとに旅を計画してもらうことです。何が待っているのかがわかっていれば、存在しなかった完璧な姿と比べることなく、旅行先をありのままに楽しめます。行き先や訪れる時期、滞在時間も、より良く判断できるようになります。
そこで加えたのが、リアリティチェックバッジです。この写真は、欠点も含めてありのままの姿を写していますよ、という私たちなりの目印です。
承認の流れ
写真の承認は、3つの経路で行っています。
1. 私たちのチームが撮影した写真
チームのメンバーが旅行先を訪れて写真を撮り、アップロードするときに、まったく加工していない画像に印をつけます。こうした写真は、私たち自身の手順を信頼しているため、自動的にバッジがつきます。
2. 認定コントリビューターの写真
私たちが求めるものを理解している信頼できるパートナーや、特別な研修を受けたコントリビューターとも協力しています。こうした人たちは、場所をありのままに撮影できることを実証済みです。彼らが写真をアップロードし、加工していないことを確認した場合に、承認しています。
3. 私たちが検証する第三者の写真
写真家やアーカイブ、ネットワークなど、ほかの情報源から、現実を写していると思われる写真を見つけることがあります。チームの誰かがその場所を訪れたことがあり、「はい、実際にこのように見えます」と確認できれば、その写真を承認してバッジをつけます。
第三者の写真は、編集の有無を確実には判断できないことがあるため、最終的な画像が現実を正しく表しているかどうかをより重視しています。露出を少し調整したり、フレームをトリミングしたりしていても、色合いや雰囲気、全体の光景が現地に立って見えるものと一致していれば問題ありません。基本の考え方はシンプルで、この写真がその場所の正確な印象を伝えているかどうかです。
知っておいていただきたいこと
このバッジは信頼の証として設けているため、つける基準はかなり厳しくしています。ただ、私たちのチームでも、たまたま状況がとても良い、あるいは悪いときに訪れることはあります。場所も時とともに変わります。工事が始まったり終わったり、ビーチがきれいになったり汚れたり、混雑具合が季節で変わったりするためです。追加の調査や再評価を重ねて反映に努めていますが、完璧にはなりえません。
バッジは、私たちが写真を手作業で確認し、現実と一致していると確かめたことを示します。ただ、ギャラリーのほかの写真にも、場所を正確に写したものはたくさんあり、まだ確認が済んでいないだけです。そのため、バッジがついていない写真が偽物だったり誤解を招いたりするわけではなく、まだ手作業で確認・承認していないというだけの意味です。ライブラリの確認を進めていますが、時間がかかります。バッジは肯定的な確認の印であって、警告の仕組みではありません。
旅行先を見ながら、その場所が本当はどんなところなのかを知りたいときは、まずリアリティチェックの写真から見てみてください。いつも一番きれいな写真とは限りませんが、現地に着いたときに実際に目にするものへの心構えができます。それが、このバッジのすべてです。